facility設備概要
LNG基地のしくみ

受入設備
ローディングアーム
LNG船により輸送されてきたLNGは受入桟橋のローディングアームに接続されタンクに荷揚げされます。
ローディングアームは受入用が3基、船にガスを戻すためのリターンガス用が1基あり、それぞれ緊急時に備えた緊急離脱装置(ERS)を設置しています。
LNG受入桟橋には水幕設備、粉末消火設備、ガス検知器等の各種防災設備を設置しています。


貯蔵設備
PCLNGタンク構造
陸揚げされたLNGは、-162℃という超低温のままタンクに貯蔵されます。
LNGタンクは、タンク本体とPC防液堤を一体化した新しい型式のものであり、安全性に優れています。
また、タンクは二重殻構造であり、内槽には低温に強い9%ニッケル鋼を使用しています。


気化設備
LNG気化器
LNGの気化には海水が使用され、気化器には多数の使用実績があるオープンラック式気化器(ORV)を採用しています。
このLNG気化器は、アルミ合金製の伝熱管を多数垂直に並べ、管内に-162℃のLNGを流し、管外から海水を注いでLNGを気化させています。


BOG圧縮機
BOG圧縮機
LNGタンク等で外部からの入熱により発生する気化ガスを圧縮します。

出荷設備
LNGローリー出荷設備
液化天然ガスの状態でタンクローリーによりお客さまへ出荷します。
